この記事で10時間以上試行錯誤していたやつです。
おかげで、水入り瓶と材料のある限り醸造してくれる自動醸造機を、作成することができました。
動作の流れ
- 自動仕分け機で材料が仕分けられます。
- ドロッパーに材料がある程度入ると、レッドストーンコンパレーターからの力が仕分け機に伝わり、自動仕分けが止まります。醸造に使う材料は少量なので、少量しか取り分けない仕様にしました。
ブレイズパウダーを少量だけ取り分ける機能もあり。こちらは、ブレイズパウダーが醸造機からあふれたら、仕分け機が止まるようになっています。 - 醸造機の下にあるホッパーは止めてあります。
醸造機に水入り瓶3つ(+ブレイズパウダー適量)が入ると、信号が一瞬だけ流れます。
その信号は下記の場所に伝わります。 - タイマーで一定時間計測した後、ボタンと同じくらいの長さの信号が出ます。
- 水入り瓶が流れるホッパーを止めつつ、醸造機の下にあるホッパーを動かします。
- 醸造機の下にあるホッパーを止め、水入り瓶が流れるホッパーのロックを解除。水入り瓶が3本醸造機に流れた場合、最初に戻ります。
材料
作りたいポーションの材料が3つの場合を想定しています。
材料 | 個数 |
---|---|
ドロッパー | 3 |
レッドストーンコンパレーター | 13 |
額縁 | 1 |
チェスト | 2 |
建築用ブロック | 1スタックくらい |
レッドストーンリピーター | 15 |
ピストン | 2 |
レッドストーンダスト | 適量 |
レッドストーントーチ | 10 |
ホッパー | 38 |
醸造機 | 1 |
レッドストーンブロック | 1 |
ガラス | 8 |
上にホッパーが刺さり、下にもホッパーがあるホッパーは、樽に置き換え可能です。数えてないけど。
他、自動仕分け機のホッパーに入れる素材が必要です。
レッドストーンを素材にする想定で試作したら、機械自体に使用する量が分からなくなったw
作り方
醸造機周辺のホッパー
まずは、醸造機の4方向にホッパーを設置。
用途は、上のホッパーが材料用。 左右のホッパーは燃料と水入り瓶。 下のホッパーは、完成品を汲みだすためのもの。
水入り瓶のホッパーを止めながら、下のホッパーを動かす。
下のホッパーが勝手に水入り瓶をどんどん吸ってしまうので、下のホッパーをトーチで止めます。
トーチを刺したブロックに信号が伝わるように、リピーター。
水入り瓶のホッパーと、下のホッパーに、同時に逆の信号が伝わるようにしたい。
だから、下のホッパーと同じ遅延にするため、水入り瓶のホッパーに、ブロックとリピーターを経由して信号を伝える。
この2つの経路を、レッドストーンで繋げます。
醸造機に水入り瓶が3つ入ったら一瞬信号を出す
まずはコンパレーターで、醸造機の中身を計測。
水入り瓶が3つプラスアルファで、信号の強さは10以上になります。そのくらいになって、初めて信号が先に伝わるようにしたい。そのための距離を稼ぐのは大変なので、引き算します。
コンパレーターから2マス離れたブロックに、額縁を設置。
額縁に何かを入れて、7回回します。
額縁を貼ったブロックをコンパレーターで計測すると、強さ8の信号が出ます。コンパレータの先端を光らせ、コンパレータに信号を引き算させます。
水入り瓶が3つ入った時、醸造機につながるコンパレータからは、10-8=2の信号が出るはず。
隣のレッドストーンと繋げたくないので、コンパレータからブロックに信号が流れる性質を使用。一段上で距離を稼ぎます。
コンパレータの前に、2つブロックを設置。
その上にレッドストーン。
レッドストーンの先端にパルサー回路を作ります。
弱い信号がコンパレーターに伝わる。
そのあと、遅れてきた、パワーアップした信号がコンパレーターの出力を止める、という感じ。
仕分け機を作る
材料用
醸造機に材料が入るように、仕分け機を作ります。 材料用のホッパーの上に3つホッパーを追加。
仕分け機を置く方向に、ホッパーを1つ追加。
追加したホッパーにドロッパーを接続。
このドロッパーに、材料の1つ目が貯められていきます。
ドロッパーの後ろにホッパーを設置。
このホッパーの上に、仕分け用ホッパーが置かれることになります。
そこにコンパレーターをつなげる形で仕分け機を作ってください。
同じことを2度も書きたくないので、詳しくは下記。 hudebusyou-craft.hatenablog.com
でもぶっちゃけ、ドロッパーを埋めるほどの材料はいらない。火薬なんか、エリトラ用に使いたいし。
というわけで、ある程度ドロッパーに材料がたまったら、自動仕分け機が止まるようにします。
ドロッパーをコンパレーターで計測すると、アイテム42個で強さ2の信号が出るらしいので、それをリピーターでホッパーに伝えます。
下にひいているのがガラスなのは、後で干渉するのを防ぐため。
ガラス部分が1マス開けて向かい合うように、さっきのをもう一つ設置。 醸造機につながるホッパーも伸ばします。
材料が3つなのでもう1つ作成。
燃料用
燃料用ホッパーにつながるホッパーにも、自動仕分け機を付けます。
今回は、素材用仕分け機と似た位置に作るため、上に4、横に1入り口を移動させました。
自動仕分け機をここにも作成。
少しでも燃料がホッパーに溢れたら、仕分け機が止まるようにします。次の醸造機に燃料を回したいからね。
燃料用ホッパーをコンパレーターで計測した信号が、仕分け用ホッパーの下にあるホッパーに伝わるように、繋げます。
コンパレーターの先にブロック。その上にレッドストーントーチ。
トーチの上にブロックを置き、今度は横にトーチ。
そのトーチの上にブロックを置きます。
自動仕分け機は、横向きのホッパーで繋げておきましょう。
材料用ドロッパーに信号を伝える。
材料がたまるドロッパーの上にブロックを並べ、その上にレッドストーンを敷きます。
醸造機から出るパルサーを、リピーターで強化。
パルサーがドロッパーの上にあるレッドストーンに伝わるようにします。
繋げ方はある程度自由だけど、リピーターの前に3つブロックを設置。その上にレッドストーン。
先端にブロックとレッドストーンを2段。
ガラスの上にあるレッドストーンと繋がらないように、ドロッパーの上のレッドストーンと繋げる。
醸造時間の計測
この記事の2つ目のタイマーを応用。
出力からクールタイムをなくしました。
とにかく、醸造機からの信号でタイマーが動き始めればよい。
パルサー回路の流れを、例えばこんな風に延長する。
タイマーを起動させるピストンを、信号が伝わるように設置。
下から2段目がおすすめ。
その先に、ホッパーの口同士がつながるように設置。
向かいにはさらにピストンを追加。
信号が伝わる側にあるホッパーを、コンパレーターで計測。
信号を反転させます。
反転させた信号を、反対側のピストンへ。
そして、レッドストーンブロックを設置します。
信号が伝わってくる側のホッパーにアイテムを入れます。アイテムの数は、計測したい時間で決めます。
時間の決め方は下記に丸投げ。お世話になったし。
mitancraft.com
レッドストーンブロックからの信号でホッパーが機能停止しているので、数が減っていくことは無いはずです。
出力は、信号が伝わるピストンの反対側のホッパーからの信号を、反転させることにします。
このホッパー、最初は中身が空です。
タイマーが起動すると、ピストンがレッドストーンブロックを動かし、もう一方のホッパーのロックを解除。計測する方のホッパーがロックされ、アイテムが流れ込んできます。
もう一方のホッパーが空になると、計測する側のピストンが動いて、計測する側のロックを解除。今度はアイテムが出ていく一方になります。
そして、最初と同じように、計測する側のホッパーが空になると、信号が出力されます。
と、いうわけで、コンパレーターを設置。
信号を反転させます。
タイマーの信号を長めのパルサー回路に変換
反転させた信号の先に、パルサー回路を作ります。リピーターの数は4つ、遅延は最大です。
信号の時間が長めのパルサー回路ができます。
この回路の信号を、醸造機の下にあるホッパーの後ろの回路につなげれば、完成。
参考資料
下記、参考にさせていただきました。
醸造機部分 mitancraft.com
仕分け機部分 minecraft-redstone.com
レッドストーンコンパレーター - Minecraft Wiki
ここまでで6400文字超えてるし、画像の制限の7パーセント行った。やばい。